2013年9月のふるさと会便り
9月の「ふるさと会」はUCSF Depertnt of Neurosurgery. Postdoctoral Fellowの赤松洋祐医師を講師に招き“脳卒中!早く気づいてすぐ治療〜あなたとあなたの家族を守ろう〜”と題した講演会が開催された。
講演内容は
●脳卒中(特に脳梗塞)の一般的な話と急性期治療
●脳卒中の手術治療
●脳卒中と認知症
脳卒中はアジアの民族病という考え方もでき、日本人の死因として多い病気である。しかし、その中で最も多い脳硬塞は発症して短時間の間であれば治るまたは進行を抑えることのできる病気になっている。そのためには一般市民の我々も脳梗塞の症状を"FAST"知る必要がある。
不治の病と言われるアルツハイマー病以外にも血管性認知症という概念があり。これら認知症の二大原因は密接に関係しており血管病の側面から進行を遅らせられる認知症として考えることができる。具体的には生活習慣病の治療、心(精神)と身体のactivityが認知症の進行を遅らせるにかかわる。
以上の内容を具体的に動画とともに詳しくわかりやすく講演がなされた。随時参加者からは質問がなされ、講師は懇切に疑問に答えつつ講演を進められた。
9月の講演は大変に啓蒙的な有意義なものであった。講師の赤松洋祐医師に心よりの感謝を捧げたい。 |
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